京都日帰り旅行について。
色んな事で落ち込んだりモヤモヤしたりしててね。ちょっと強制的にこの流れを変えないとダメだ、と思った時に
『あ、そっか、丁度行きたかったし、行っちゃお』
そんな勢いで京都へ日帰り旅行。
この『赤色』をずっと肉眼で見てみたかったのだ。
なんて美しいんだろう。。
その場の空気の冷たさ、風の強さ、周りの音…それら全てを含めた美しさが其処にはあって、このiPhoneの写真ではとても表現しきれないのが残念だが。
しっかり検温して朝6時の新幹線に乗り
Radiohead聴きながら軽くチルアウトしつつ、8時に京都到着。
トロッコ列車の往復きっぷを買ったものの乗車時間まで1時間弱あったので、野宮神社へ。
縁結びや子宝や学問の神様、という事で。折角なので今後色んな人達や面白いガジェットや良い機材達とご縁があるようお祈り。
急足で戻って久々のトロッコ列車。
往復で約50分、ヒンヤリ冷たい風をビュンビュン感じながら保津川と嵐山の壮大な景色を、ただただボーッと眺める。完全チルアウト案件。窓側の席で良かったなぁ。
その後は竹林を少し眺めて嵐山公園まで歩く。展望台から先程の保津川をただただ、ボーッと眺める。
しばらくして天龍寺に行こうと思ったものの、ここで問題発生…嵐山公園があまりにも広かった為、公園内で軽く遭難する。
まあまあ彷徨っていたら保津川沿いに出て、渡月橋が見えたので一安心…お土産屋さんや飲食店が沢山並ぶエリアについた為、昼食。
さて…天龍寺は何処にあるんだい…とまた彷徨いながらどうにか到着。地図アプリ、有難う。
久し振りにずっと此処へ来たかったのだ。庭園全てが美しい造形で、とにかく空が高い。そして半袖でも良い位に暑い(この日は革ジャン着てた…)
広い庭園を満喫して、近くにある宝厳院の庭園だけ参拝。紅葉とコケの色味が兎に角、最高で。
嵐山の賑わいエリアに戻り、そこから嵐電嵐山線〜嵐電北野線に乗り換えつつ、大好きな龍安寺へ。此処も完全チルアウト案件なのでしばしボーッと過ごす。なんて美しい枯山水。。
龍安寺にある『つくばい』には「吾唯知足(われ、ただ足るを知る)」と刻まれてて。
『何が自分にとって必要で何が不要なのかをきちんと見極めること』
個人的にはそんな風に意味を捉えてる。シンプルだけど、生きていく上ではとても重要な事だ。
龍安寺の後、本当は仁和寺まで歩いたんだが…この時点で既に16時半近くになっており、参拝時間が10分しかないとの事で断念。
あ、バス一日乗車券買ったけど、今日JRしか乗ってないや…って事で無理矢理バスに乗って四条河原町へ。佃煮で有名な永楽堂の喫茶室にて栗と芋のパフェを食す。パフェなんて食べるのいつ以来?今回歩いて消費したカロリーを完全に取り戻す。。
死ぬ程美味しくておかわりしたい位。。
今回の日帰りプランに付いてた、京都タワー展望台券があったので試しに行ってみる。自分は特に夜景には興味無いんだなぁという事をしみじみ感じつつ、お土産を買いに。
お土産買うのに時間が掛かってしまい、ギリギリ乗り込む。そしてビールを飲んでまたRadiohead聴いてチルアウトしてたら静岡過ぎた辺りで人が線路内に立ち往生して、そのまま1時間…運転見合わせ。
ビールもう1本買えば良かったわ…笑
こんな感じで今回の旅行を無事終えた。
案外、充実したコースで回れたんじゃないか??
(何度も遭難したけど)
以前、京都にはよく行ってたんだけど今回は本当に久し振りだし、紅葉時期に行くのも、日帰りとはいえ1人で旅行するのは実は初めてで。何となく土地勘はあるものの、私は筋金入りの方向音痴なので色んなドキドキ感を抱えながら笑
今回、突発的に京都へ行ってみて
誰も自分を知らない場所に一瞬でも自分の身を置いてみるってのは案外良いなぁと思った。
肉眼で見た時に感じる、その場の空気や風や温度等それら全部含めての『美しさ』を味わう事はステージの上で表現をする人間にとって、この感覚はとても重要だよね、プロアマ関係無く。
あと、ボーッと過ごす時間も必要だって事もよく分かった。
この京都旅行後、コロナ感染者が増加傾向で、GoTo関連が見直しになるという様なニュースも流れてたし。我ながらなんて絶妙に良いタイミングで行けたんだろうって思う。
今年を振り返るのはまだまだ早いけど
個人的に今年は凄く良い年だったなぁって
コロナに惑わされつつも
色んな事が始まったし
周りにいる色んな人達が
此処まで導いてくれたような
とても不思議な一年、
皆さん、本当に有難う。