『誠実』という言葉について。
本当に時々
とある理由で気分が落ちてしまう時は
生きづらい人生で面倒くさいなぁ\( ˆoˆ ;)/
なんて思うけれど
そんな時は
『たまにはしれーっと人に頼る事も必要』と自分では気付きにくい事をアドバイスしてくれる人達、貴重な時間とお金をかけて自分達のライブを観に来てくれる人達、応援してくれたり励ましてくれたり気にかけたりしてくれる人達の有難さとか、そんな事を考える。
色んな理由があってバンドをやってるけれど、その人達は自分にとっては音楽を続ける原動力、そして生きる糧になってる。
大袈裟かもしれないけど、本当にそう思ってる。
だからいつでも自分は、特にそんな皆さんに対して、常に誠実であるべきだ、と思うし
多分それは死ぬまで変わることはない。
おかっぱをキープしたいと伝えたのにメチャクチャ切られた直後の私…早く伸びてくれ髪。。
って、前置きが凄く長くなりましたが。
それを踏まえて最近ちょっと思う事を少しだけ。
個人的に『クラウドファンディング』は別に何にも悪い事でも卑怯な事でもないと思ってる。
でも、あなた達が手にするであろうそのお金は、あなた達を応援してくれたり励ましてくれたり気にかけたりしてくれる人達が頑張って働いて手にしたお金です。
勿論、純粋に応援してるから出資する訳だけど。それが当たり前の話ではない事、色んな人達の気持ちや価値が詰まったお金を使って何かを成し遂げようとするならば尚更、誠実に向き合うべきである事をしっかり頭と心と身体に深く刻むべきだ。
『二進も三進もどうにも行かないけれどその資金さえあれば絶対に問題を解決出来ると言い切れるし今の超絶危機的状況を完全に打破出来る確信があるから今そして未来の自分達をしっかり見てくれそして期待してくれ』
位の決意と覚悟がないと。
周りに何を言われてもやり切るという揺るがない気持ちがないと。
媚びるのではなくて自分の強い意思をしっかり見せないと。
やっちゃダメなんではないかね。
お金集まったら好きなように使って、リターンもとりあえず用意してハイ終わり、じゃないんだから。
色んな人の色んな思いが詰まってる事を決して忘れちゃいけない。
『スタジオでレコーディングをしてプロのエンジニアの方にマスタリングまで行なっていただき、CDとしてプレスされた形で作品を世に送り出す必要が』
『デモ音源という形よりもっと高い最高のクオリティでお届けしたい』
とある人のクラファンサイトにそう記載してあるのに、某ライブハウスにて簡素な設備でレコーディングしている写真をTwitterでたまたま見かけてしまった私は
誠実さ、とは。
と改めて考える。
率直な気持ちとして、何があっても私はクラファンに頼る事は無いと思う。幸いな事に今んとこ自分は体力もあるし元気だから、アルバムやMV作るんだったら必要なお金は何とか必死に働くし、日々の生活費を少しでも節約するし、制作に必要な経費もなるべく抑えるようにでもクオリティは出来る限り落とさないように努力する、苦しいかもしれないし、時間はかかるかもしれないけど。
むしろ、そうやってガムシャラにやってる時に起こる様々な出来事や、たまたま出会った人達や、そういう色んな場面を見たり遭遇した時に人生の深みは増すし、曲だって不思議と生まれてくるもので。
人生って、そんなもんじゃないかね。
まぁあくまでも個人的な意見だし、いちいちうるせぇ女だなぁと思うなら別にそれはそれでよし、私は気にしないから。
とにかく今クラファンやってるバンドは本当に頑張って欲しいし、最後までしっかりと成し遂げてほしい、
そして誠実さを絶対に忘れるなよ。