夜中の呟き その3
最近気付いた事。
あーだこーだ言いながら楽しい悲しい辛い苦しい寂しいとか日々どうにか生きつつ自分の中から生まれた言葉や音を形にしようとする、いずれどうにか何か形らしきモノになる、そして其の『形』を丁寧に咀嚼して飲み込んで指突っ込んで吐いてまた体内脳内に取り入れて咀嚼して飲み込んで吐いてまた体内脳内へ、って、何度も何度も納得するまで繰り返す。
そうやって生まれ出てきた『形』は、他人からすればとても新鮮なモノではあるけれど
それを生み出した本人にとっては、誰よりも先に其れが『過去のモノ』となる。
誰よりも先に古びたモノになる。
コレはどう考えたって仕方の無い事。
先日とある座学で
【足りない、という渇望感を楽しむ】
みたいな話が出てたんだけど。
其れを単純に、面白い話だなぁと思った。
何かが足りない、そう、
ずっとずっと、何かが足りなくて、
ずっとずっと、其れを探してる。