本当にどうでも良い話①
久々のディスクユニオン偵察ですっかり疲れた私はそのままドトールへ吸い込まれ
『あっ!自分の誕生日にケーキ食べてないや』と。
9月は砂上の楼閣レコ発もあったし、仕事も忙しくて夏休みも潰されるわで本当に慌ただしかったしなぁ…という事でたまにはケーキをと。何故か珍しくミルクレープを選んだのだが…
フと昔の事を思い出したのである。
20代前半の頃だったろうか。当時の恋人にミルクレープを作った事があってね、確かバレンタインだったかな(何故ミルクレープだったのか微塵も思い出せない)
我ながら良い出来だったのだけれど、後日、恋人に「美味しかったんだけど食べきれなくて捨てちゃった」と言われたのである。
その恋人は大酒飲みで甘いものは確かにあまり得意ではなかった様な気がする、別に捨てても良いけどわざわざ正直に「捨てた」と言わずに「美味しかったよ」だけで済んだ話では無いのか…と当時の自分は思ったのであった。
こういう場合は、ほんの少しだけ優しい嘘をついたら良いのにね?
という事で、それ以来私は恋人に対して手作りスィーツを作る事を止め現在に至る訳ですが、今だったら100%の確率で「では私は貴方を捨てますね」となっていたでしょう。
まぁでも何だか今となっては良い思い出だわね、
この世は全て『物は言いよう』ですよ。