取り留めの無い話 その23
あー
働かないって良いなぁ最高。
10日間お仕事お休み頂いてるだけの話なんだけどね。
呼吸をする事すら忘れてしまいそうな満員電車とか、正確な数字を延々追い続ける日々とか、色んな色んなあれやこれや、とか。
先日。
フラッと少し遠出して、音楽聴きながらボーッと、比較的穏やかな波が立つ大きな海を見ていて
小さい頃の記憶をフと思い出した。
子供の頃の記憶って実は結構ごっそり抜け落ちてしまっているので、唯一覚えている貴重な記憶の中の1つ。
恐らく小学生の頃。
毎月のお小遣いを少しずつ貯めて、母へ誕生日プレゼントをこっそり買った。
プレゼントは2種類用意した気がする。淡い黄色のプラスチックで出来たハート型の小物入れみたいなやつ。もう1つは忘れた。
そして母の誕生日当日になり喜んでくれるかな?普段からあまり話す時間が無かったからドキドキしながら渡す、家事の途中で忙しそうだった母は中身をサッと見て一言。
『こんなの要らないから。あなたが使いなさい』
少ないお小遣いをやりくりして買った事を申し訳なく思い『お母さんは別にプレゼントなんて要らないのよ』という意味合いで言ったのかな、多分。
でも子供ながらにただ拒絶されたような、とても悲しい気持ちになった事だけを、こんな大人になってからも鮮明に覚えてる。
色んな歯車も少しずつ噛み合わなくなって少しずつ何かがおかしくなってしまったし、あのハート型の小物入れはその後、一体何処へ行ったのだろう。
ちゃんと悲しいとか寂しいって誰かに言えたのなら、何かが違って見えたのかな。
大きくて穏やかな海を見ながらそんな事をボンヤリ思ったなぁって、今朝何故かそんな事をまた思った。
今日は少し調子が悪いみたい。
だから、
ディスクユニオンに行ってこよっと!笑