『思案の海に埋もれ逝き君は僕だけ忘れ生く』
砂上の楼閣。
初の音源をリリースする事になりました。
『思案の海に埋もれ逝き君は僕だけ忘れ生く』
【収録曲】
埋葬
境界線
忘れもの
そして、3月23日(土)天王町スタジオオリーブにてレコ発を行います。
今回のレコーディングエンジニアはinner space labという音楽レーベルを運営する上田氏にお願いしました。繊細な音の扱い方、誠実な人柄、的確なアドバイス、そしてただただポンコツでしかないフロントマン(私)と砂上メンバー達を盛り上げしっかりと支えてくれた彼には感謝の言葉しかありません。
ジャケットの絵はDANCE WITH ME / アナベル・リーのドラマーであるタカオ氏に描いてもらいました。本当に素晴らしい。
(この絵に関してはなかなか長文になりそうなので別途ブログで書きます)
今回の音源は、砂上の楼閣の活動初期に出来た曲に絞りました。
この長いタイトルには意味が有ると言えば有るし、意味が無いと言えば何にも無い。皆様が勝手に想像そして妄想をして頂ければと思います。
『埋葬』
砂上の楼閣で初めて出来た曲。
歌詞は正直言って少し青臭いんだけど凄く素直な感情で書けた気がする。
爽やかで清々しく凛とした冬の青空みたいなイメージを浮かべつつ作ったら案外其れに近い感じの曲が出来たので自分的は少し意外だなぁと思った記憶。
『境界線』
ミディアムテンポでギターはペラッペラなイメージで何だか面白い曲をやりたいなぁと思ってたらアッと言う間に曲の原型が仕上がった。
歌詞に関してはあんまり意味が無くて、言葉の響きと羅列重視で仕上げた曲。
『忘れもの』
曲を作っていくうちに『暗い曲調は案外向いてないのかも?』自分でもそんな意外過ぎる事実を気付かされたのがこの曲。ある意味、私の中での大きな革命が起きた曲であり、この辺りから自分のやりたい方向性が見えた、という個人的にはとても重要な曲。
【砂上の楼閣】というバンドで初めてフロントマンとして、手探りで、試行錯誤で曲と歌詞を生み出し拙い言葉でメンバー達に伝えて皆で作り上げて『形』になった曲達。
そう考えると凄く感慨深い。
スタジオオリーブの福さん、野田サリーとアナベル・リーのメンバー達をはじめ、沢山の人達に支えられながら此処まで辿り着きました。
本当に有難う。
13分弱という僅かな時間ではありますが
『思案の海に埋もれ逝き君は僕だけ忘れ生く』
この作品を通して皆様と繋がる事が出来たのならば、そんな嬉しい事は他にありません。
とは言いながら、実はもう、私の思考はどんどん先に進んでしまっているのも事実で。
だからこの音源にはそんな予感を込めつつ
まだまだ旅は続きます、だから、
本当の最期まで見届けて頂けたら、幸いです。