当たり前に有ったモノが無くなる、という事
仕事が終わり急ぎ足で歩いていると、何となく右手に違和感がありソーッと見てみると、、あっ!!
指輪に付いていた青い石がいつの間にかキレイさっぱり、無くなっていた。
其れは決して高価なモノではなかったが、初めてお店で見かけた時に何故だかとても気に入り、サイズもピッタリだったのですぐさま購入した指輪だった。
いつからその指輪と時を共にしていたかしら、恐らく10年位はずっと一緒にいたのではないかしら、昨日まで何の変わりもなかったのにな、何処かにぶつけた訳でもないのにな、ずっと大切にしていたのにな、、
すごく寂しい気持ちになった。
だけど。
形あるものはいつか壊れて跡形も無く消えていくし、新たな出会いがあれば突然の別れもあるし、人間だろうと、こんなちっぽけな指輪だろうと、其れはきっと同じなのだろう。
過去に執着していると不思議と居心地が良くて抜け出せなくなってしまう事はよく知ってるから
新しい指輪との出会いを探しに行く事にしやう。
あーでもやっぱり悲しい、、笑